エリートを養成するボーディングスクール

近年のグローバル化を受けて、学校教育も様変わりしています。幼年時から英語教育が行われるようになったのも、その一環です。しかし、早い時期からどんな環境にも対応できる能力を身につけられるよう、様々な高等教育が試みられています。そんな中、高い注目を集めているのが、ボーディングスクールです。

これは、全寮制の寄宿学校を指し、1クラス10人前後という少人数制で、学業のみならず、自立心や礼儀、コミュニケーション能力といった心身にわたった教育を施すものです。早いところでは、幼稚園時代から受け入れを行っており、アメリカでは、小学校からジュニア・ボーディングスクールに入る子どもも少なくありません。ボーディングスクールでは、極めて質の高い教育が行われるのが特徴です。教師は全て大学院卒など、高い学歴と能力を持っていて、しかもクラスは少人数ですから、ひとり一人の個性を見極めつつ、学力と自立心、そして優れた状況対応力を身につけさせてくれるのです。

また設備も子どもの教育を助けるべく、数多くの施設が設置されており、トレーニングルームや芸術センターまで揃えてあります。このため、アメリカの名門ボーディングスクールは10スクールとも呼ばれ、ケネディやブッシュなどの大統領や、政財界の著名人を多く輩出しています。日本においても、この試みは行われており、函館ラサール中学校・高等学校などが有名です。自分の子どもを世界で通用する人材に育てたいならば、ボーディングスクールは最善の選択肢といえるのです。

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