資質を自ら伸ばすボーディングスクール

世界には、日本とは違うさまざまな教育機関が存在しています。その中にボーディングスクールと呼ばれる教育機関がありますが、これは全寮制の学校となっており、いろいろな国から子どもたちが集まってきて、一緒に共同生活を送りながら学業などに取り組んでいます。ボーディングスクールはアメリカやイギリス、スイスの学校が有名ですが、その他にもカナダやニュージーランド、オーストラリアにも存在し、日本では2009年に初めて愛知県にボーディングスクールが作られました。ボーディングスクールでも名門校では、さまざまな国の重要なポストにつくようなエリートの子息や、経済界の有名な人物の子どもなどが留学しています。

そのことから、エリートを養成する学校とも言われ、子どもながらに人脈を広げることにも期待が持てるのです。授業の特徴は、基本的にディスカッションが中心となります。そして、クラスの人数は多くても12人ほどになるため、先生が一人一人に良く目が行き届くようになっています。この部分が日本の教育とは大きく違う点で、先生が与えていくというよりは、自ら考えて探していく形がとられているのです。

そのことから、自分の個性に気がつき、自分自身で資質を伸ばしていくことができるのです。このことはとても重要で、自分で将来を切り開いていく力が養われていきます。また、学業なだけではなく、感性や人格なども重要視されていて、それらを養うさまざまな施設や体勢が整っています。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です